【亜人ちゃんは語りたい】第6回 おすすめの漫画【ペトス】
表紙の子が可愛かったので購入した作品です。
この作品は、今まで紹介した突発的に面白いギャグが出るものと違い、1話読んでシミジミと「面白かったなぁ」「可愛かったなぁ」となるタイプです。
なので、今回の画像は突発的に面白いところは載せられませんが、読んで興味が出たら、オススメです。
バンパイアの小鳥遊ひかりが無邪気でワイワイしてるのと、
サキュバスの佐藤早紀絵先生が、相手を催淫しないように悶々としてるのが面白いです。
内容としては、
世の中に「亜人(サキュバス、バンパイア、デュラハンなど)」と呼ばれる特別な体質をもつ人間がいることがある世界(現代っぽい)。
近年では亜人に対する差別が少なくなったが、まだまだ、偏見もあり、亜人というものはデリケイトな存在となっている。
主人公の高橋鉄男は、高校の教師で、大学の時に亜人の研究(会ってみたかったから)をしたかったが、できなかった。
すると、新入生や赴任してきた先生に亜人がいて、見るどころか、話すこともできるようになった。
亜人に興味津々で偏見もなく、好意を持って接していたら、亜人の方から懐いてきて、色々と悩み相談を持ってきたり、頼られたり、教師として嬉しい状況に。
亜人と言えども、人間と同じような悩みを抱えていて、先生に相談したり、仲間で協力して解決しようとしたり、学園マンガとしての内容の方が多いです。
亜人=個性が強い っていう設定なんだと思います。
萌え系人外モノではなく、癖の強い生徒と先生の交流を描いた作品です。
一部試し読み(4話まで)ができます。
亜人ちゃんは語りたい « ヤングマガジン公式サイト『WEBヤンマガ』
【ちおちゃんの通学路】第5回 おすすめの漫画【川崎直孝】
前々から本屋で気になってた作品。
内容としては、
目立つ事が苦手で、中の下が一番と思っているちおちゃん(自称日陰者)が学校に登校する時に問題が起きて、すんなり登校できない話。
例えば、遅刻ギリギリに家を出たら、通学路が工事中で通れない。遠回りする時間がないので、屋根を伝って最短距離で学校に向かうのだが、降りた先がとんでもない場所で、目立ってしまう。
登校中、日陰者である自分に、クラスのイケてるグループの女の子から挨拶をされた、「でも、これは私に向けたものだろうか、後ろの友達に言ったのでは?」と色々考え、結局とんでもない反応をしてしまう。
しかも、一緒に登校することになってしまう。嬉しいのだが、上手く喋れない、そもそも何を話せばいいんだ。
などなど、私もイケてるグループが苦手なので、リア充に引け目を感じてしまう人あるある話といった感じです。
また、友達の真奈菜ちゃんも、類友って感じで、二人の掛け合いも面白いです。
一巻で一番おもしろかったセリフ「くぅ~この小市民感・・・やっぱ気が合うぜぇ~」
ここで、一部サンプルが読めます。
つらい時こそ、笑いましょう 新作落語で世界を広げる【立川志の輔】
辛い時、悲しい時、苦しい時、笑えることが一番大事だと思います。
ということで、今回紹介するのはオススメの落語。
落語と聞いて、難しそうだな、爺臭いな、と感じた人はいませんか。
そんなことは、全くないです。
私の中のイメージでは、落語とは、お笑い芸人のコントを一人複数役でやってるだけの違いで、笑いの質としては、落語の方が凄いと思います。
ちなみに、私は、古典落語はほとんど聞いてません。昔の知識や雰囲気が分からないと笑いづらいので、敷居が高いんだと思います。
それに比べて、新作落語は、親しみやすいですよ。
例えば、
「事業仕分けで事業が凍結してしまい、どうすればいいか慌てる、村長・建設会社社長・県議のドタバタ劇」
「商店街のくじ引きでミスがあったが、発覚したらテレビで公開処刑にあってしまうから、何とかごまかそう奔走する話」
など、時事ネタや最近の問題を取り上げたギャグが繰り広げられるので、とても分かりやすいです。
百聞は一見に如かず、ということで、落語を初めて聞く人に一番オススメと言われる立川志の輔さんの中でも、特に面白い3作品を紹介します。
題名や説明文を読んで、興味が出たものを聞いてみてください。
はっきり言って、この3つがどれも面白くないなら、落語に向いてないと思います。
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身代わりポン太
くすのき村の村おこしプロジェクトである、25メートルのタヌキの信楽焼のシンボル建設事業が、事業仕分けで予算が凍結されてしまうとの情報が県議からこっそり伝えられた。
しかし、タヌキの下半身は出来てしまっている。
村長は威厳に関わるし、建設会社は、一世一代の建設がタヌキの下半身になってしまうし、この大問題をどうやって丸く収めればいいのか!
ハナコ
近頃、なんでもクレームが付けられる世の中になってしまいました。
そこで、「あらかじめ」という言葉で、先に周知することで、お客に了承してもらうということが多くなりました。
どんなに些細な事ことにも「あらかじめ」と注意を促し、偽装がない事を証明しようとすると、こんなにも面倒なことになるのかと思わせる話。
よくニュースで言われる、「バールのようなもの」ってどんな道具なんですか?
こんな疑問に答えることから始まる、隠居の知ったかぶりのお話。
落語ではよくある、疑問を隠居に教えてもらいに行く形式を、現代の疑問に置き換えてます。